159 奴隷女子学生
159 奴隷女子学生
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(13度目)
「・・・・・・あうぅう・・・」
甘ったるく悩ましげな吐息にまじって、獣のうめき声のような不気味な声が聞こえる。
夜の暗がりの中、女の白い喉が月明かりを受けてほのかに浮かび上がる。
ほんのりと桜色に染まった肌から輝く汗の粒が舞う。
せわしなく上下する肩の動きにあわせて、
心地よい香りを纏わせた女の髪が閉じたり開いたりを繰り返す。
そして粘膜の擦れあう淫靡な音がする。
「なかなか、面白いトラップだったがなぁ、
この俺を狩るにゃぁ、ちぃっとばかり工夫が足りなかったな、んん?」
腰の動きを止めた声の主は、血色の悪い歯茎を剥き出しにして下卑た笑いを浮かべる。
毛むくじゃらの節くれだった左手が大理石のように滑らかな女の乳房をいやらしく這い回る。
女はいいように体をまさぐられながらも、自分の腹の下の男に鋭い眼光を投げかけた。
隠そうともしない殺意がみなぎらせたそれを男は正面から見返し、
ふふんと、鼻を鳴らすとふたたび悠然と腰を動かし始めた。
激しい動きに艶めいた声をあげ、女の瞳がふたたびどろりとした情欲に呑まれた。
快感に女の腹がヒクヒクと波打つ。
六時間の間、男は休むことなく女の性器に自分の性器を埋没させつづけている。
六時間の間に、女の中に12度吐き出し、15度女に気をやらせた。
超男性、とでもいうのだろうか。
男のそれはいまだ萎えることなく、その硬度を失うこともなく、女の肉をかきまわしつづける。
嬌声を上げつづけさせられた女の声は少しかれていた。
「そらそらそら、夜はまぁだまだ続くんだぜぇ。
きっちりと仕込んでやるからよぉぉ、安心しなぁぁぁぁぁぁぁっ」
まるで疲れを見せない男はひときわ深くつきこむと、13度目の射精をはじめた。
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッ!!」
女の悲痛な声が神社の境内に響き渡る。
(27度目)
「ハァハァ・・・ンッ・・・アッ・・・」
真っ赤に染められた手ぬぐいを肩にかけた男――伊頭遺作――は
自分の体の下に組みしかれてかわいらしく身悶える女を見て、満足そうに笑った。
後ろから女の尻に腰を打ち付けるたび、雪のように白いそれが激しく揺れる。
パン、パンという肉と肉のぶつかり合う音と、ニチャッ、ニチャッという水音が心地よく耳をくすぐる。
「やだ、もう・・・・・・うごかさないでぇ・・・でないと、わたし、わたしぃ・・・」
「へっ、やめてほしけりゃ、俺が枯れるまで頑張るこったぁ。
と言ってもぉ、お前の中は具合がいいんであと十回は堅いがなぁ。」
女の哀願を一蹴するとペニスを膣壁の襞ににこすりつけるように大きくグラインドさせる。
「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ、も、もう・・・ダメ、またくるぅ・・・くるくるくるくるぅぅっぅ!」
ひときわ高い声で鳴くと、女は犬のような恰好で犯されたまま荒い息をついた。
「くぁぁぁぁぁぁ、い〜いしまりだぁ。」
遺作は唇を震わせて絶頂時の収縮に耐えた。
やがて弛緩をはじめ、ビクッビクッと小刻みに痙攣する女の尻を左手で固定し、ピストン運動を再開した。
「俺はいったばかりの女の穴の具合が一番すきでなぁ。ククククク、悪いがもう少し使わせてもらうぜぇ?」
「悪いがその相談にはのれねぇなぁ。言ったろう?俺に動くのをやめてほしけりゃぁ、だなぁ・・・」
パァン
遺作の左手が女の尻を打ちつけると、そこにもみじの葉のようなあとが残った。
「せいぜい、ゆるゆるにならねぇよぉにしっかりと締め付けて俺を逝かせるこったぁ。」
遺作は女の淫核に爪をたて、長い舌で女の汗と涙に塗れた女の頬を舐めまわす。
「ヒィッ、ンァッ・・・・・・やめて、そんな・・・ところ、つまま・・・ないでぇ。」
強すぎる刺激に身をわななかせるときに広がる甘い女の匂いが、遺作のペニスをますます昂ぶらせた。
「アァン、ウウゥンンン。あぁ、やだ、やだぁ。また・・・中でおっきく・・・なってるぅ。
もういやぁぁぁぁぁぁあぁぁ。」
絶頂を迎えたあとの余韻を残した彼女の体は小さな刺激にも敏感に反応する。
遺作は深く浅く、強く弱く、巧みに女の静観を刺激し快楽を引き出していく。
「ああん、んっ、いや、また、いく。いっちゃうぅ。
さっき・・・、言ったばかり、なのにぃ、また、またぁ。」
「お望みの精液だ。しっかりと受け取れよぉ。」
女の子宮口を叩きながら、遺作は叫ぶと21度目の射精をはじめた。
断続的に、薄汚い臀部を震わせながら20度を超えてもいまだ薄まることのない白濁を注ぎ込む。
約20秒間にわたって射精を続け、やがて吐きだし終ると萎えかけた一物をふたたび前後させ始めた。
(39度目)
凌辱が始まってから数時間、一度も乾くことのなかった結合部からは
精液と愛液の交じり合った白濁液が止めどもなく溢れ出している。
「どうだ、気持ちよくなってきたろうが?
女なんていうのはなぁ、こうして男に奉仕して性欲を処理するために存在するんだ。
女の悦びを知った今なら分かるだろう?」
「ふ、ざけるな・・・私は・・・んぅっ!?
そんなところ、さわら、ないでっ。」
セピア色のすぼまりを親指の腹で撫でられると女の抵抗の意志はあえなくくじかれてしまった。
(・・・まぁだ、仕込み足りねぇようだなぁ。
俺は明日までに「アイン」とやらをひっつかまえて、そいつの仕込みもやらなくちゃ、なんでなぁ
そろそろ、ケリ、をつけるとするか?)
黙々と性器を擦りつけ続けていた遺作は正常位で貫いていた女の体を抱きかかえると、
結合をとくことなく騎上位へうつり、そして腰の動きを止めた。
(くくく、絶景かな、絶景かな、てかぁ?)
目の前でフルフルと肉の悦びに震える可愛らしい乳首が揺れる。
「えっ・・・?」
女は戸惑いの声をあげた。
「・・・なん・・・で?」
「どうした?」
「・・・・・・・・・・・・」
遺作は無言で小刻みに体を揺らしつづける女の腰を片手で抑えると、
「言いたいことがあるなら、言ってみろ。」
遺作の上に跨りむずむずと腰を蠢かせる女は、
遺作の胸のうえに細い両の手をついた。
その手が少し震えているのがはっきりとわかる。
クタリと倒れてきた彼女の火照った頬が遺作の鎖骨にもたれかけさせられる。
ハァハァ、と熱っぽい吐息を繰り返す女の髪が胸のあたりに広がり、
女は何かを求めるようなネットリとした視線を向けてきた。
「そうか、何も言いたくねぇんなら、仕方がねぇよなぁ。」
「ウソ・・・よ・・・、どう・・・せ、いわなくったって・・・・・・続ける・・・くせ・・・にっ。」
「そう、思うのか?」
今度は遺作が女の瞳をじっと見つめた。
「本当にそう、思うのか?」
そう言って、じっと女の目を見たままで遺作はすこし腰を引いた。
視線を外すことなく、何かを探るように少しずつ、少しずつ。
女の汗ばんだ腹部がわななくのを感じながら。
「うあ・・・ぁあぁ・・・・・・・・・メェ」
遺作はニタリと笑った。
「どうした、何か言いたいことがあるのならはっきりと、もう一度、言ってみろ。」
劣情に真っ赤に染まった女の目を見ながら、浅い部分で腰を揺らしてやる。
「して・・・くだ・・・さい。」
目をそらしてくやしそうに唇をかみ締めた女が小さな声で言った。
「ぁあああん、なんだってぇ?最近は俺もめっきりと年をとってなぁ。
何をどうしてほしいのかはっきりと言ってもらわんと、聞こえねぇなぁ。」
「動かして、ください。」
「何を動かしてほしいんだ?
具体的に言ってもらわねぇとボケ老人にゃわからねぇなぁ。」
「わた、しの・・・んこ、をあな・・・の・・・・で突いてくだ、さい。」
「聞 こ え ね ぇ 。」
ぴたりと動きを止めて女の白く狭い背中に向かってそう言うと、
女は観念したかのように大きな声で叫んだ。
「私のオマンコをあなたのオチンチンで突いて、突いてめちゃくちゃにしてください。お願いします。」
「よく言った!!」
これまで静止していたぶんを取り戻そうとするかのように、
遺作は猛然と腰をたたきつけ、女は獣のような声をあげてふたたび絶頂へと押し上げられた。
「腎虚になるまで、可愛がってやるからよぉ。安心しな。」
耳の穴に舌を這わせながら、遺作は囁いた。
(51度目)
「言ってみろ、お前は何だぁ、ンン?」
「わたッ、私は・・・あぅぅ・・・あな、あなたの・・・」
「遺 作 お 兄 さ ん 、だ。」
「・・・い、遺作・・・お兄さん、のぉ・・・精・・・・・・・・・ための・・・・・・です。」
「よく聞こえねぇなぁ。俺様のなんだってぇ?」
女は羞恥のために眉をひそめ、それ以上口には出せなかった。
「・・・言えねぇなら、お仕置きが必要だなぁ。もう一発中だしだぁ。」
遺作は浅く深くゆるゆると腰を前後させながら、女の豊かな髪の中に顔をうずめて、そう言った。
「もういやぁぁぁ、言うから、言いますから。もう、中に出さないで。」
「出さないでくださいだろうがぁ」
「出さないでください。お願いだから、中には出さない、ください。
顔でも口でも何処でも好きなところに出していいですから、中だけは許してください。」
「へっ、やればできるじゃぁねぇか。
いいだろう。もういっぺんだけチャンスをやろうじゃぁねぇか。お前はこの俺のなんだ?」
顔を上げた遺作は表情こそ笑っていたが、その目は笑っていない。
「んんっ・・・ハァ・・・わた、し・・・は、遺作、お兄さんっのぉ・・・・・・
精・・・液を、処理するための・・・・・・便所です。
どうか、この肉穴を存分にお使いになって、性欲・・・を処理、してください。」
「そうか、だったら、そうさせてもらうかぁ」
そう言って、激しいピストン運動を再開させた。
両手で女の形の良い胸を揉みしだき、体中を舐めまわす。
女の瞼、女の唇、女の耳朶、女の喉、女の腋の下、女の鎖骨、女のみぞおち、女の・・・・・・
貫いたまま幾度か体位をかえると程なくして、遺作は何の前触れもなく、女の中で果てた。
「やだぁ、中で出てるぅ。出さないって、言ったのにィ」
「ヘッ、使い古された台詞で恐縮だが。
「お前のあそこが嬉しそうにくわえ込んではなさない」からよぉ、仕方がねぇよなぁぁ。」
満足げに笑うと、遺作はペニスを抜き取った。
ぱっくりと開いた女の性器からは、コポリコポリと黄色い精液が次から次へと溢れ出していた。
(68度目)
小柄な女の黒い髪に顔をうずめ、臭いを嗅ぎ、それを口に含めて唾液を絡ませた。
腰をつかまれて振り回されるように上下させられる女の口からは数十分前から喘ぎ声しか漏れてこなくなっている。
射精される瞬間だけ、美しい眉根を少しゆがめるだけで体の力も抜けきっている。
「こんなにがばがばじゃぁ、いつまでたってもおわらねぇぞ。もっと締めるんだよぉ。」
そう言って、尻を叩くとその瞬間だけ、わずかに肉の壺に力がこめられる。
彼女の性器から溢れ出した精液が彼女の腹や尻をいやらしく光らせている。
遺作は女の腋の下を舐めた。
女の汗の臭いを胸いっぱいに吸い込んだ。
女の舌と己の舌とを絡めながら、68度目の射精をした。
女の体で、彼の唾液が塗りこめられていないところはなかった。
女の性器は繰り返される射精とピストン運動のため、隅々まで精液が塗りこめられていた。
いまや女からは遺作の精液の臭いしかしなかった。
5時間にわたって続けられた凌辱。
遺作は抜かず79発の新記録を達成し、そこでようやくメス犬調教の完成を実感した。
(これで79度目の射精・・・、マルクイユさんは・・・82度でしたか?)
たった今フルマラソンを終えたかのように、女は指先一本動かすことが出来ないでいる。
体は動かなかった。
しかし、まるで先の凌辱などなかったかのように女――月夜御名沙霧――の思考は氷のように覚めていた。
彼女の隣には眠る遺作がいる。
(この男が性欲にとらわれているような御しやすい男でよかった。)
1つの積極的要素を見つけ、フフフ、と短く笑った。
そして、彼女はこれからのことを考えることにした。
これからのこと・・・・・・
この状況下から、いかにして反撃を開始するか。
(あれだけのトラップを潜り抜けてくる人間がいるとは思いませんでした。
このゲームの参加者達に対する認識を改める必要がありますね。
少なくとも、現在まで生き残っているものたちについては、
この男と同等かもしくはそれ以上の危機回避能力を持っていると見つもったたほうが無難でしょうか。
そうなると、さて・・・問題は・・・・・・・・・)
謀計・奸計を好む彼女の頭脳が回り始めた。
【伊頭遺作】
【現在地:神社】
【スタンス:1、アインの捕獲
2、女の捕獲
3、優勝】
【所持品:薬品数種、メス】
【備考:被曝、右腕喪失、身体能力↑】
【月夜御名沙霧】
【現在地:神社】
【スタンス:遺作への反撃】
【所持品:対人レーダー】