046 風のようにイノケン〜遙〜
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??:たとえばね。AM3:00……
遙が休んでいたそのベッドの下から、突然かかる太い声。
遙:きゃあ!?
トレードマークの(前が少し薄くなった)長髪を風になびかせて、ワープ番長イノケン、ここに参上!!
猪乃:その時、なにげなく夜空を見上げたら、そこには一面の流星雨……
ぼくはその美しさに心震わす。
そして思う。この感動は独占してはいけないと。友と分かち合うべきものだと
遙:(……夜空?)
遙の頭に、フラッシュバックされるあの夜空。
『夜空に星が瞬くように、解けた心は離れない。』
猪乃:……さあ、君はどう答える?
遙:例えこの手を離れても?
猪乃:??
遙:離れても?
猪乃:ボ、ボクが答えるの……か?
遙:離れても?(甘えるように。)
猪乃:……。
遙:……。(不安そうな上目遣いで。)
猪乃:……ごめん。
出たァ〜〜〜〜っ!!(キン肉マンのアデランス中野さん風に。)
遙の18番、夜空の誓い!!
……コレが無きゃ迷わず水月に行けたのに、ずりぃよ、遙(筆者魂の嘆き)
猪乃:むぅ…… キミたちもボクの仲間たりえないか……
だがボクは武士の情けを知る者。広い心で見逃してあげようじゃないか。
そしてワープ番長は、風のように……去る!!
ひゅん!!
遙:わたし……誰かとこの誓い、したような気がするの……
……気をつけろ、参加者諸君!!(と書き手さん)
ワープ番長が次に姿を現すのは、キミのところかもしれないぞ?